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Transcreationという概念
- 2010-03-10 (水)
- kazuhisa.kobayashi
- 記事
最近、TranslationとCreationの合体語として、Transcreationという言い方が海外の翻訳・ローカライズ業界のサイトなどでよく目にします。
少し古い記事ですが下記のサイトでは、単なる翻訳でなく、対象国・地域に合わせてコピーライト、画像やフォントの選択をして、テーラーメードをする、というような説明があります。
Common Sense Advisory defines “transcreation” as a process by which new content is developed or adapted for a given target audience instead of merely translating existing material. It may include copywriting, image selection, font changes, and other transformations that tailor the message to the recipient. We’ve noted a steady increase in the number of inquiries from buyers regarding transcreation services, primarily for projects with a marketing orientation. In this Quick Take, we outline the major characteristics of transcreation and some best practices for obtaining these services.
単なる翻訳では海外全般や特定地域では通用しないどころか、ネガティブな印象を与えてしまう例は大手企業の広告においてもよくあることです。
今後、日本でも単なる翻訳とTranscreationとの間で、翻訳会社間で品質・サービスの差が出てくることでしょう。
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YouTubeが音声から字幕への翻訳を実装
YouTubeが、Googleの音声認識技術と自動翻訳技術を利用して、音声から字幕への翻訳を実装したようですね。
現在は英語の動画でのみ字幕をつくれるため、多言語翻訳も英語の動画でのみ実現できていますが、今後は他の言語の動画にも対応してゆくとのことです。
NASAの公式チャンネルでは早速、字幕の表示とその翻訳を確かめることができるようになっていますね。翻訳精度は高くないようですが、それでも音声からの翻訳をこれだけ身近に使えるとは画期的なことです。
YouTube NASA公式チャンネル:http://www.youtube.com/user/NASAtelevision
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検索エンジンと構造化データ
昨年の話になりますが、Googleが「Google Squared」という名のサービスの公開テストを開始しました。
これは検索結果をスプレッドシートの形として返すサービスで、こちらのリンクで述べられているように、入力した検索後に関係するデータを構造化して吐き出します。
ウェブ上の雑多な情報に対して検索を行っているため、まだ精度は高くありません。このような、検索語に対して構造化された結果を出力する検索エンジンは他にもあり、Worfram Alphaが話題になっていました。こちらの場合には、検索する対象はウェブ上のコンテンツではなく、登録されているデータベースです。使用に耐えられるレベルになったとき、インパクトが大きいのはGoogle Squaredでしょうが、実用に近いのはWorfram Alphaのように感じられます。
こうしたエンジンが、DITA-XMLなどの構造化データに対して検索をかけた場合にどうなるか、ということを考えるとヘルプやドキュメントのあり方もまた変わってくるのではないでしょうか。 それを考えてみるのも面白いでしょう。
しかし、当社内でもナレッジ共有のシステムは導入されていますが、どうしても「検索」という行動がひとつ入ってしまうのが難点ですね。
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「エキサイト翻訳 中日翻訳」が中国語ブラウザに対応
最近の機械翻訳の世界ではGoogleが話題になりがちですが、日本の大手ポータルサイトの提供する機械翻訳にも動きがあります。ポータルサイトのエキサイトが提供する日中翻訳が、インターフェースを中国語に対応したとのこと。
日本の機械翻訳サービスは日本語圏のユーザーが主に使うものであると思っていましたが、このポータルの中日翻訳機能を利用するユーザーの半数は、中国語圏からのアクセスだということです。
さて、中国語圏からわざわざ日本のポータルサイトにアクセスして中日翻訳を実行する理由は何でしょうか?駐在の日本人が現地で使っているから?それとも日本語のポータルに向かって情報発信をする中国語圏の人が使っている?ここにお金と情報の流れを読みとくヒントが、隠されているかもしれませんね。
エキサイト株式会社は2010年2月12日、同社の運営する翻訳サービス「エキサイト翻訳」の中日(中国語から日本語への)翻訳機能において、中国や台湾など中国語圏からアクセスがあった場合に、ナビゲーションなどが中国語で表示されるようになったことを発表した。
引用元: 「エキサイト翻訳 中日翻訳」が中国語ブラウザに対応 – japan.internet.com Webビジネス.
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Googleが携帯用リアルタイム通訳システムに取り組む
- 2010-02-13 (土)
- masaru.yamada
- 記事
AAMT(アジア太平洋機械翻訳協会)からの情報です。皆様にも紹介いたします。
このブログでも、Googleの翻訳の取組みや音声翻訳の話題が取り上げられていますが、そのGoogleが携帯でリアルタイム音声翻訳システムを開発中ということです。
相変わらずGoogle社の目標は高い。単語だけではなく、会話の意味をリアルタイムで翻訳できるようにするというのだ。このため、同社が持つ音声認識、52言語を対象にした文字翻訳、文字から会話への変換といった技術をつなぎ合わせて1つにまとめ、音声から音声への翻訳ツールにしようとしている。
最近の翻訳行為が、クラウドや機械翻訳の導入により大きく変わろうとしていますが、この流れは通訳の形態にも影響しているようです。少し前に「通訳者支援システム」というものも話題になりましたが、今後は通訳行為の再定義も必要になってくるでしょう。
尚、記事の全文は以下に掲載されています。
http://wiredvision.jp/news/201002/2010020922.html
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Amazon DTPが多言語対応に
少し前のニュースですが、電子ブックリーダーのKindleを発売しはじめたAmazonから、Amazon DTPのドイツ語版とフランス語版への対応が発表されました。これはKindleで読まれるデータの編集のための無料サービスです。DTPといっても、”Desktop publishing”ではなく”Digital Text Platform”の頭字語です。ニュースはこちらで。
実際のところ、Kindleで日本の出版者が本を出すようになるのはもう少し先のことでしょう。日本語プロポーショナルフォントを作るだけでもけっこうな時間がかかりそうですし、再販制度や、取次や版元などを含んだ出版業界の構造は私のような外部の人間からは非常に分かり辛く、調整が容易でないことは見てとれます。ですが、単純に翻訳書を出すという場合でも、新たなプラットフォームの誕生は新しいビジネスの機会でもあります。
取扱説明書に限らず、最近はXML化の話をよく聞くようになってDTPは減っていくことが予想されていますが、これは一つ新たなDTPの市場として期待されるのではないでしょうか。付随して、専用のフォントなどをコンテンツとは別に販売できれば、それもまた新しい仕事として期待できます。
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グーグルCEO:特に重要なものは「翻訳」の機能
Googleの最高経営責任者(CEO)、エリック・シュミット氏は1月29日、スイス・ダボスで開かれた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、ハイテク技術の発展がもたらす恩恵のなかで、特に重要なものは「翻訳」機能であると語っています。
インターネットは山を超え海を超え「情報」をいとも簡単に世界中でのやり取りを可能にしましたが、その情報の様式であるプロトコル、つまり「言語」の壁は依然低くなったとは言えなというわけです。
シュミット氏によると「魔法」のようなハイテク技術の発展がもたらす恩恵の中で特に重要なものは「翻訳」の機能だ。
たとえば、言葉がまったくわからない国のレストランで食事をする場合、まず携帯電話を取り出してメニューを写真に撮り、その内容を翻訳させそれから注文 する、といったことが可能になるという。「こうなると本当に助かりますね」とシュミット氏が話すと、会場から笑い声が上がった。
引用元: モバイル世代の読解力低下に懸念、グーグルCEO ダボス会議で 写真5枚 国際ニュース : AFPBB News.
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Androidで動く翻訳アプリケーションを無料でつくる
Google社の開発したOS「Android」上で動くアプリケーションは、無料のツールを用いてJava言語で開発可能。今回紹介する引用元の記事は、そんなアプリケーションのつくりかたを説明しています。
Googleのすごいところは、いままでの翻訳ソフトのように自動翻訳そのものに価値を与えているのではなく、引用記事にあるような使い方を含めいろいろな角度から「広く流布させた先」に、価値を見出そうとしているところにあると言えませんか?
(例えば翻訳システムを誰でも使えるよう世界中に流布させ、何億という人に自由に改良させることより、Googleはそもそもの広告事業や今後の電力管理などのネットワークサービス事業にはばかる言語間障壁を、必然的に低くさせてゆく恩恵を得ていくことになる… もちろん使っている人の大半は、自分が開発に関わっている認識はない。漢字変換の辞書登録機能のように、単に利便性のために用いているつもりなだけ…)
今回は,Androidアプリケーションの開発方法をやさしく解説する。フリーの統合開発環境「Eclipse」を利用する。初めてアプリケーションを開発する人でも,動作するものを作れるように手順を示す。Ubuntu上で,簡単なアプリケーションを開発して動かしてみよう。
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アラヤが日本国内で初めてのSDL LSP Partner Program の Advantage Plus Partner に
- 2010-01-22 (金)
- kazuhisa.kobayashi
- ALAYA Information
コンテンツの制作・ローカライズサービスを提供するアラヤ株式会社はSDLのパートナーに日本で最初になりました。
SDL社による英文での記事はこちら
企業のグローバル展開において、高品質の情報(コンテンツ)の構築・ローカライズが短期間かつ世界同時で行われることが求められています。SDLのテクノロジーとアラヤのノウハウをもって、クライアントが抱える困難な壁を乗り越えるために、先進的なソリューションの提案・実現をいたします。
引用元: www.lspzone.com.
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NICTなど、多言語コラボレーション支援ツールをOSSとして公開
- 2010-01-20 (水)
- kazuhisa.kobayashi
- 記事
「言語グリッド」という言葉をよく聞くようになりましたが、研究段階からOSSとして公開へと実用化へ進んでいるようです。
NICT(独立行政法人)や京大など国の予算で取り組んでいますが、民間への転用がうまくいけば日本独自の翻訳システムやソフトウェアの発展にもなるでしょうが、膨大な翻訳需要がある大手メーカーとの連携などはおそらく何もしていないんだろうな?と想像します。
ハコモノでなく、こういうソフト分野への国の予算投入と、民間転用が早く進むことを期待します。
情報通信研究機構(NICT)は1月14日、多言語コラボレーション支援ツール「言語グリッドツールボックス」(ツールボックス)をオープンソースソフトウェア(OSS)として公開することを発表した。京都大学大学院情報学研究科との研究グループによる成果。
ツールボックスは、コンテンツ管理システム(CMS)に多言語モジュールを追加した多言語コラボレーション支援ツール。テキスト翻訳や掲示板、辞書作成、ウェブページ作成といった多言語支援機能を利用できる。これらの機能を組み合わせて利用現場に応じた多言語コラボレーション環境の実現が容易になるという。ツールボックスには、CMSとして「XOOPS」を採用している。
今回は、ツールボックスの基盤に加えて、総務省の戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)の助成を受けて開発された多言語掲示板、多言語ウェブページ作成、多言語辞書作成、多言語テキスト翻訳の4つのモジュールも公開される。NICTは、ツールボックスの普及を促進して、国際交流、多文化共生の活動を支援するために、ツールボックスのホスティングサービスも開始している。
引用元: CNET Japan.
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